4月8日のスーパームーン満月の影響で今日未明に茨城県南部でM5.1の地震が起きたが、前回3/10の満月前後と、地震の置き具合などを比較してみた。
■4月8日の満月前後の地震
まず、4月8日の満月前後に起きた地震・噴火は以下の通り。国内はM4.5以上、海外はM6.0以上の地震を挙げている。
2020/04/07 14:12：日向灘、M4.6、最大震度3
2020/04/08 11:35：スーパームーン満月
2020/04/08 14:56：沖縄本島北西沖、M4.5、最大震度2
2020/04/09 xx:xx：カムチャツカ、シベルチ山噴火
2020/04/11 05:29：千葉県東方沖、M4.5、最大震度2
2020/04/12 00:44：茨城県南部、M5.1、最大震度4
2020/04/12 15:57：フランス領アムステルダム島、M6.1
■3月10日の満月前後の地震
次に、比較対象として、3月10日の満月前後に起きた地震・噴火は以下の通り。
2020/03/09 04:28：豊後水道、M4.7、最大震度3
2020/03/10 02:48：満月
2020/03/13 02:18：石川県能登地方、M5.5、最大震度5強
2020/03/13 22:06：八丈島近海、M4.5、最大震度2
■比較
こうして見ると、4/8のスーパームーン満月の前後、特に後で地震と噴火が目立っていた。これまでの私の研究では、やはり通常の満月・新月よりも、月が地球に最接近するスーパームーン前後は、大きな地震が起きやすいということが言える。
このブログの下記の記事では、2018年以降のスーパームーン、日食、月食の前後に起きた大規模な地震のデータを記している。
【資料】スーパームーン・月食・日食と地震
